建設機械ブルドーザ
建設機械ブルドーザ
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ブルドーザとは
トラクターの前面に稼動する排土板が装置されており、進行方向に土砂を押し均す機械で、ブルドーザの中には、後方に岩盤を掻き起こす爪(リッパ)を装着するブルドーザもあり、土砂のかきおこしや盛土、整地に用いる建設機械のことである。
歴史も古く、アメリカ合衆国で、初めて1928年にカミングスとマクロードにより発明された。
装着履帯により、湿地ブル、乾地ブルに区分され、経済的掘削押土距離は60m程度までである。 大きさは、4t〜130t級まであり、21t級以上はリッパ装置を装着して、軟岩等の掘削が可能である。
建設機械ブルドーザの走行装置による分類
建設機械ブルドーザは、クローラ式が一般である。履帯には履板が幅広で三角断面をした湿地用、雪氷用、岩盤用、ゴム製のものなどがあり、湿地用履帯のものを湿地ブルドーザと呼んでいる。車輪式のものは、履帯式と区分してホイールドーザと呼んでいて、建設機械自走式スクレーパのプッシャとしては適当であるが、生産台数は少ない。
作業装置等による分類
建設機械ストレートドーザ
固定式土工板をもった最も基本的なもの。主として重掘削作業に適し、大型機や湿地ブルドーザに多い建設機械である。
建設機械アングルドーザ
正面に押土するだけでなく、右又は左に角度の変えることのできる土工板をもったもの。油圧操作可能なものをパワーアングルドーザと呼んでいる。
建設機械チルトドーザ
左右の掘削深さを変えられる(チルトする)土工板をもったもの。油圧操作可能なものをパワーチルトと呼んでいる。
建設機械Uドーザ
上から見た形状がU字形をした土工板を付けたもの。押土した場合の効率がよい。 超大型ドーザではセミUブレードが標準となっている。
建設機械ドーザショベル
土工板が、土砂を盛ったりトラックに積み込んだりできる。
建設機械レーキドーザ
土工板の代わりにレーキを付けたもの。抜根に使用する抜開除根用のブレードである。
建設機械トリミングドーザ
正面に押土するだけでなくバックしながら土砂を引き寄せることもできる。
建設機械除雪ドーザ
土工板の代わりに、除雪用ブレードやVプラウを付け、運転室等を耐寒構造にしたもの車輪式が多い。
リッパドーザ
1〜3本の爪(リッパ)をトラクタ後方に取り付けたもの。軟岩掘削用のアタッチメントで、牽引式のルータが発展したものである。 21t級以上の乾地ブルドーザに装着して使用する。 15t級ブルドーザや大型グレーダに装着する小型多本爪のものは、硬土掻起し用でリッパスカリファイアと称する。
建設機械スクレープドーザ
ブルドーザの本体内にスクレーパ装置を組み込んだもの。足回りが履帯式で特に湿地用の履板を付ければ軟弱地での作業が可能であり、前後進での作業であるから、Uターンの必要がなく狭い場所で使用できる建設機械である。
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